A3! だって別にこんなに長く好きになるゲームだと思ってなかった。

 

Twitterには毎日いろんな作品の情報が流れてくるし、その中の新作のひとつ。

 

弱ペダで舞台は多少嗜んでいた程度。

 

ただ当時からアイドルものは増え始めていて、アイドルはキラキラしすぎてどハマりしたことはなかったけど、舞台ならもう少し地味で泥臭そうかもしれないな。

 

絵柄も好みだしなんかメガネキャラいるしダウンロードしてみよう、そんな程度。

 

事前登録とかもしてなかったと思う。リリースされて3ヶ月くらいしてからのことだった。

 

そこで萌え要素もりもりの推しと出会うわけだけど、それは一旦置いておいて至さんの話をする。

 

A3!はキャラの平均年齢が比較的高い。

 

青春スポ根ものなら中学〜高校生、アイドルだとしても19前後くらいが多い。肌感覚だけど25過ぎるキャラはあんまりいない。

 

大人になればなるほど熱く燃え上がる青春なんて説得力がなくなってしまう。

 

自分語りで本当に恐縮なんだけど中学生の吹奏楽の部活でパートをバラバラにしてしまったという原体験がある。これはわりと長く深くわたしの人生や考え方に影響を与えている。

 

そこで得たものが、がんばりたい人と、がんばりたくない人は、必ずいる。

 

何人か集まれば全員の熱量が同じになることなんてあり得ない。

 

人の熱量をコントロールすることはできない。

 

そんな当たり前のことだった。

 

で、至さんはそこをうまーーーーく描かれていた。

 

俺はやる気ないんだ、って言いふらしてチームを引っ掻き回すんじゃなくて、

 

あ、なんか思ったのと違うわ。迷惑かけてもアレだし早めにやめるね〜

 

ってニュアンスがすごく自然で、そういうの、あるよね……!!と強烈な共感を感じた。

 

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