個性高校生

昼の14時頃に外に出たら思いのほか暖かったので、今日あったかいね、そういえば今年はそんなに気温が上がらないね、雪は多いけどと言ったら、たまたま今日が暖かいだけだよと返されましたよ。

 

意味のない雑談だなと思いますし、くだらないことにも返してくれる相手がいることがありがたいなと思いますし、木を見て森を見ずのような、今日の気温だけで今年の冬を語るような物言いをさり気なく嗜めてくれたようで、そういうことが出来る相手のことをちょっと好きになりましたよ。

 

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高校生のとき、個性とは専門性のことであると言い切ったひとがいました。

 

どうにも納得できなくて、それでも上手く返すことができなくて今でもモヤモヤしています。

 

たとえば、アメリカ人が10人いる中で日本人が1人いるとき、日本人であることは個性になると思います。

 

個性は相対的なものであると思います。

 

一方で、たとえば文化祭で出し物をやるとき、私はお化け屋敷、私はたこ焼き屋、私は射的屋となります。

 

専門性が個性であるとき、相手に他にないものを与えられることのように思います。

 

それはそれで確かにと思うのですが、では何も与えられない人は個性を得られないのでしょうか。

 

いやいやそれこそ没個性で普通ということだよと、心の反論が聞こえてくるのです。

 

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風呂は私の人生において重要なことです。

 

人事を尽くして天命を待つ。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。